日本企業発Hyperledger Irohaが正式リリース、マルチシグやWindowsに対応

編集部

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Hyperledger(ハイパーレッジャー)が、Hyperledger Iroha(いろは)の一般提供を開始したことを、The Linux Foundation Japanが8日に発表した

Hyperledgerは、Linux Foundation(リナックス財団)が運営する、オープンソースのブロックチェーンプラットフォームだ。金融やサプライチェーンなどの分野に、ブロックチェーンを導入することを目的としている。また、IBMやIntel、日本からはSoramitsu(ソラミツ)が参加しており、各社が以下のように独自のHyperledgerを提供している。

  • IBM:Hyperledger Fabric
  • Intel:Hyperledger Sawtooth
  • ソラミツ:Hyperledger Iroha

これらのHyperledgerに共通する特徴として、ブロックチェーンへの参加が許可制である点や、対となる仮想通貨を発行していない点が挙げられる。

今回一般提供が開始されたHyperledger Irohaは、上述の通りソラミツにより開発され、一昨年の10月に世界で3番目のHyperledgerとして採用されている。その後、楽天証券やあいおいニッセイ同和損保などの数々の企業や自治体で、このブロックチェーンを使用した実証事件や事業への導入が行われている。

また、今回の一般提供開始に加え、以下の4つの新機能が発表された。

  • YACコンセンサス
  • マルチ シグネチャ機能
  • 更新版クライアントライブラリ
  • Windowsサポート(ベータ版)

これらの機能追加により、セキュリティレベルが向上し、またエンジニアにとってHyperledger Irohaを使った開発が以前より容易になった。

今回の発表の中で、The Linux Foundation Japanは以下のように述べた。

「一般提供を開始できたのは、コミュニティが成長したおかけだ。年内にはHyperledger Irohaを使った製品が登場するだろう」

昨年10月には、イーサリアムの企業導入を支援するイーサリアム企業連合(EEA)とパートナー関係を結んだ。3月には、リップルがHyperledgerプロジェクトに参加することを発表した。このように仮想通貨の企業や組織と協力し、仮想通貨やブロックチェーン技術はさらに発展することを期待したい。

(画像は「Soramitsu」ウェブサイトより)

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