クリプトピアがハッキングにより破綻、清算人が交換所を管理

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 ニュージーランドの裁判所が、ハッキング被害に遭った後何度も再開を試み失敗していた仮想通貨交換所クリプトピアの清算手続き開始を決定した。

 19年1月中旬の壊滅的なハッキング被害を受け、同裁判所は、監査法人グラントソントンの社員であるデービッド・ラスコー氏とラッセル・ムーア氏を清算責任者に任命した。同社は2月、「最悪の場合、全保有資産の9.4%が盗まれたことになる」と発表していた。

 ラスコー氏は会社声明の中で、「顧客と株主の利益を最優先にした解決策を見い出す」ためにクリプトピアの経営陣および株主と共同での「徹底的な調査」をすでに予定していると述べた。

 しかしラスコー氏は、「事態の複雑さを考慮すると、調査には数週間ではなく数カ月かかる見込みだ」と注意を促した。

 クリプトピアも公式ツイッターアカウントで清算人の任命を発表したが、支援の声と共に嘲(あざけ)りや怒りの声も多数上がっている。

 清算人は、5月の最終週にニュージーランド会社登記局のウェブサイト上で最初の報告書を公開する予定だと述べた。

 グラントソントンは、ニュージーランドの警察はクリプトピアを破綻に追い込んだ「無許可の送金に関する捜査を継続している」と語った。

 同監査法人は続けて次のように述べた。

 「清算人は同社の債務について、独立した専門家や関連機関とも協力している。このアポイントメントについて、グラントソントンは数日以内に全ての顧客や業者に連絡を取る予定だ」。

 ツイッターユーザーはクリプトピアに対し落胆の意を伝え、あるユーザーはクリプトピアの破綻は「規制の行き過ぎ」につながるだろうと悲観した。

 クリプトピアは16年にロブ・ドーソン氏とアダム・クラーク氏によって設立された。現地報道機関スタッフによると、同交換所は140万人超のユーザーを抱えていたという。クリプトピア自身の発表ではユーザー数は200万人超となっている。ロブ・ドーソン氏の父であるピート・ドーソン氏は現在、クリプトピア唯一の取締役で株式の5%を保有していると報じられている。また、クリプトピアには計90名の株主が存在しクラーク氏が30%、ロブ・ドーソン氏が27%、イントラネル・コンサルティングが26%の株式を保有しているという。

(イメージ写真提供:123RF)

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