ドーシー氏、スクエア・クリプトによって「必然的」なビットコインの本格的普及が始まる

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 ツイッターのジャック・ドーシー氏による327億ドル規模のモバイル決済企業、スクエアは長く待たれていた仮想通貨プロジェクトにまた一歩近づいた。スクエアはビットコインBTC)の本格的な普及は「必然」であると主張し、仮想通貨プロジェクトに関して初の雇用を行うのに近づいていると述べた。

●スクエア・クリプトについて明らかになっていること

 19年3月、スクエアのCEO(最高経営責任者)であるドーシー氏はオープンソースのビットコイン・エコシステムのために4人の開発者と1人のデザイナーを同社が雇用すると発表した。

 多くのビットコインの開発者はボランティアであるが、ドーシー氏はビットコインの発展をスクエア・クリプトを通して援助したいと考えている。

 スクエアはすでに仮想通貨界に足を踏み込んでいる。同社によるキャッシュ・アップでユーザーがビットコインの売買を行うことができ、この機能は18年に6500万ドルの収益をスクエアにもたらした。スクエアはビットコインの購入をサポートする最初にして唯一の上場企業である。

●スクエア・クリプトは仮想通貨コミュニティにとってベストなことに専念する

 ドーシー氏によれば、スクエア・クリプトは商業的なものではなく、ビットコイン・コミュニティのための試みである。

 「先週私はハックウィークのプロジェクトを考えていて、@Brockmに『ビットコイン・コミュニティのためにできることで最も影響力のあることは何だろう』と尋ねた。彼の答えはシンプルだった。『仮想通貨エコシステム全体をより良いものにするために資金を提供することだ』という答えはすぐに納得でき、だから現在それを行っている」

 ドーシー氏は「クリプト・ツイッター」による提案を受けて、4月に雇用候補である開発者とのミーティングを始めた。これらの開発者の中には様々なビットコインキャッシュBCH)の開発者とBTCペイサーバーのメンバーがいた。スクエアに新しく雇用される者は直接ドーシー氏の下に所属するが、ドーシー氏によれば、彼らはスクエアのために利益を稼ぐのではなく、ビットコイン・エコシステムを改良するために活動する。

 「彼らは仮想通貨コミュニティにとってベストなことと個人に経済的権限を与えることに専念し、スクエアの商業的な目的は関係ない。全ての成果はオープンで無料になる」

●ライトニングネットワークも統合されるのか

 ビットコイン・コミュニティはスクエア・クリプトは、短時間でのビットコイン決済用に設計されているセカンドレイヤー・プロトコルであるライトニングネットワークを統合するのではないかと推測している。

 ドーシー氏はライトニングネットワークを開発しているスタートアップ、ライトニング・ラボに250万ドルを出資している。ドーシー氏はまたライトニングネットワーク上の「トーチ」実験にも参加しており、少額のビットコインをライトニング・ラボの共同創業者、エリザベス・スターク氏に渡している。

●より良いビットコインのデザインとUX

 スクエア・クリプトに関する詳細はこれまで明らかになっていないが、背後に共通しているテーマはデザインとUX(ユーザーエクスペリエンス)を向上することである。ドーシー氏はUXをフルタイムで担当する者を1人雇う予定であり、スクエア・クリプトの公式ツイッターアカウントは「優れたデザイン無しでの本格的な普及は不可能だ」と述べる。

 ドーシー氏はデザインは仮想通貨エコシステム内で十分に援助されていないと述べており、人々に仮想通貨を紹介するのに重要であると考えている。

●ドーシー氏がビットコインに全力で取り組むのか

 18年、ドーシー氏はビットコインと仮想通貨との関わりを強めた。ドーシー氏はジョー・ローガン氏のポッドキャストに登場し、ビットコインの熱烈なファンであると発言している。

 「インターネットにはネイティブ通貨が必要だ。それは生まれる。それがビットコインかどうかは分からない。そうであると願っているが」

 その後、ドーシー氏は実質的に1週間当たり1万ドルを仮想通貨に費やし、自身のキャッシュ・アップ内でビットコイン購入の限度に近づいてると明かした。スクエア・クリプトに関して言えば、公式ツイッターアカウントは期待値を上げすぎてはいけないことを人々に思い出させた。大きなことが起きるとスクエア・クリプトは述べるが、それには時間がかかる。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CCN.com.

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