SEC Fintech Forumが開催、R3「スマートコントラクトはデリバティブ商品に最適」

編集部

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大手ブロックチェーン企業であるR3が、SECに対して「スマートコントラクトを使用したデリバティブ(金融派生)商品は、今後標準になる」と、31日に開催されたSEC Fintech Forumで述べた。AMBCRYPTOが報道した

R3は分散台帳技術の開発企業で、リップルやIBMなどの数多くの大手企業と定型をしている。また昨年12月にはXRPを用いた決済サービスCorda Settlerを発表し話題となった。

SEC Fintech Forumは、SECと複数の企業や団体が集まり、仮想通貨やブロックチェーンに関して情報共有を図る場だ。R3の他、IBMやFidelity、MIT、デロイトなどが招待され、SECからはWilliam Hinman氏やクリプトママこと仮想通貨賛成派のHester Pierceをはじめ、各部門の役職者が参加した。

パネルディスカッションの中で、R3の創業者であるTodd McDonald氏は、デリバティブ商品にこそブロックチェーンやスマートコントラクトが有効である旨を主張した。デリバティブ商品とは、証券や金利、通貨、金、オイルなどの原資産の価格を基準に価値が決まる金融商品のことだ。SECはこれらの中の証券を規制している。

同氏は、現状の取組みについて以下のように述べた。

「業界ではデリバティブ商品に関して開発が進められており、先日IBMとR3が参加した会議でも議論された。デリバティブ商品の仕組みはスマートコントラクトで効率的に再現できる。もちろん金利付与も再現できる」

また別のパネルディスカッションでは、証券に該当しないICOの特徴についてHinman氏が演説した。SECは4月に、TKJトークンが有価証券ではないことを発表しており、その事例を元に解説した。

同氏によると証券に該当するか否かの判断材料として、プロジェクトの分散性(非中央集権性)が重要であるという。今回同氏が公の場でこのように述べたことから、今後はTKJトークンの事例が業界標準とされるだろう。

他にも、Hester Peirce氏はSECの仮想通貨の受け入れに関して、前向きな発言をした。

「フィンテックが、投資家にもたらす新たな価値は大きい。私たちは心を開いておく必要があり、通貨や証券の法律はもう古いかもしれない」

今回はSECと企業がコミュニケーションを取る良い機会となった。しかしForbsの記者は、DeFi(分散型金融)やステーブルコインなどその他にも重要とされる点が語られなかったとコメントした

またFidelityは、「特に規制の対象となっている企業が、招待されていない」と不満を漏らした

(画像はhttps://www.sec.gov/spotlight/fintechより引用)

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