ナスダックが仮想通貨価格のデータ提供を開始、CryptoCompareと提携

編集部

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米株式市場のNASDAQ(ナスダック)が、仮想通貨情報プロバイダーのCryptoCompare(クリプトコンペア)と提携し、仮想通貨価格の総合情報サービス「Nasdaq/CryptoCompare Aggregate Crypto Reference Prices」をリリースしたことを、11日にCryptoCompareのサイトで発表した

ナスダックは世界最大のベンチャー向け株式市場で、3,000社程が上場している。

CryptoCompareは、仮想通貨の取引データを提供する情報プロバイダーだ。5,800件の仮想通貨による27万通貨ペアの取引データを、取り扱っている。

今回発表されたNasdaq/CryptoCompare Aggregate Crypto Reference Pricesは、CryptoCompareが集計した仮想通貨の価格データを、ナスダックが運営するプラットフォームであるQuandleで閲覧、ダウンロードできるサービスだ。

Quandleは、世界各国の株や債券などの様々な金融商品の、取引データを集めた情報プラットフォームだ。登録は無料で、各金融商品のサンプルデータを閲覧できる。さらに詳細なデータを取得するには、金融商品ごとに購入する必要がある。

Nasdaq/CryptoCompare Aggregate Crypto Reference Pricesのサンプルデータには、1分単位で集計された以下の取引データが、一定期間分含まれている。

  • 始値
  • 終値
  • 高値
  • 安値
  • ボリューム

また、以下のような詳細なデータを購入し、閲覧することもできる。費用については問い合わせが必要だ。

  • 注文データ
  • 2013年以降の過去のデータ
  • ブロックチェーンデータ
  • 価格以外のデータ

これらのデータ出力はAPIやPython、Excelに対応しており、1日分のデータは翌日の朝6時(GMT)に更新される。

このサービスを利用することで、トレード戦略やバックテスト、リスクモデリング、テクニカル分析ができ、また税計算や参照価格設定などにも応用できる。Quandleを利用する新たな仮想通貨投資家層が、参入するきっかけになるだろう。

CryptoCompareのCEOであるCharles Hayter氏は、次のように述べた。

「信頼できるデータは、流動性が高い市場の基盤になる。Quandleで高品質かつ詳細なデータを世界中の機関投資家に提供することで、彼らはより優位に立てるだろう」

CryptoCompareは10日、仮想通貨のデリバティブ取引所であるBitMEX(ビットメックス)と提携したことを発表した

新たな取組みとして、ビットメックスの仮想通貨先物取引データをCryptoCompareが集計し、金融商品の分析ツールであるEikonに配信する。REFINITIV社が提供するアイコンは、ナスダックのQuandleと同様に多くの機関投資やトレーダーが利用しているため、そうした投資家の参入が期待される。

(画像はhttps://www.quandl.com/より引用)

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