フェイスブックのリブラ、ビットコインに勝る3つの理由

モーニングスター

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 フェイスブックのデジタル通貨プロジェクトに対する世の中の見方には、乱雑さが残っている。リブラに対する初期の興奮にも関わらず、すべてが終わった後にこのプロジェクトがどれくらいの効果をもたらすのかわからない状態だ。大きな障害が目の前に待っているだろうが、この通貨が主要な挑戦者になり得るいくつかの理由がある。

●メインストリームへの訴え

 フェイスブックのリブラが登場する前に、まだ失敗するかもしれないたくさんの理由がある。たくさんの質問に答えられない状況にあるのは、このステージにおいて普通のことだ。しかし、フェイスブックが世界中の数十億人の人々にデジタルマネーをもたらすために、興味深い道を進んでいる。

 メインストリームの消費者にターゲットを当てるという意味では、ビットコインBTC)や他の主要な仮想通貨が満たしていないエリアでフェイスブックのプロジェクトが成功するかもしれないことは明らかだ。この新しい通貨はフェイスブックのユーザーに直接紹介されるため、今や消滅したフェイスブックの信頼ではあるが、成功する可能性はある。時間だけが、消費者がこのマネーを好むかどうかを証明してくれる。

●ユーザーフレンドリーなことは利益

 ほとんどの地球上の人々は金融取引を行う際の便利さに慣れている。銀行口座を利用することは、タンス預金に勝る。キャッシュレス支払いはほとんどの西側諸国で普及しており、現金取引は断られる場合がある。デジタライゼーションとオンライン接続性があるデジタル通貨であるため、リブラはこのトレンドを助長する。このプロジェクトは良い試金石だ。

 リブラがどれくらいユーザーフレンドリーになるかは一つの要素だ。ビットコインやその他の仮想通貨を見ても、このエコシステムの初めてのユーザーにとって障壁がある。フェイスブックのプロジェクトはほとんど頭を使わなくて良いようにしており、便利さとユーザーフレンドリーさを重視していることは確かだ。他の非中央集権的な仮想通貨よりも急激に改善しているようだ。

●主要なパートナーが将来のユースケースのヒントとなる

 このプロジェクトに関するニュースの重要な部分の一つは、多くの主要なプレーヤーがいることだ。リブラはスポティファイやイーベイ、ウーバー、ビザ、ペイパルなどから支援を受けている。このため、将来的に多くのプラットフォームとサービスで利用されそうだが、現時点では統合のオフィシャルなタイムラインはない。

 しかし、フェイスブックのエコシステムだけに限定されることにはならない。このエコシステムはインスタグラムやワッツアップなどにも広がっている。このステージにおいては広告のためだと予想されが、このデジタル通貨がインターネット上の主要な支払い方法になることを妨げるものではない。この通貨をどのように引き出すのかについてはまだ疑問が残るが、このデジタル通貨のゴールはモノ・サービスを購入することにはない。

(イメージ写真提供:123RF)

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