コインベース英国支社がZEC廃止へ、ZEC側は法令順守を主張

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 米国で人気の仮想通貨交換所コインベースの英国支社が、ジーキャッシュ(ZEC)を上場廃止にする。8月第2週の末に顧客に送られたメールで明らかになった。

 このメールによると、プライバシー重視の仮想通貨であるジーキャッシュは19年8月26日付で廃止される予定だ。全ての顧客はこの日付までに保有しているジーキャッシュを売却するかサポートされている他の資産と交換するよう求められている。そうしなかった場合、残りのジーキャッシュは全て自動的に英ポンドで清算されるという。

 コインベースの一部の顧客は、受け取ったメールのスクリーンショットもツイッターに投稿した。

 コインベースの英国支社がジーキャッシュを突然排除を決めた理由は不明だが、英国当局からの圧力によるものだという憶測も出ている。報道によると、英国の税務当局であるHMRC(歳入関税庁)は、国内で営業している複数の仮想通貨交換所に対し、顧客データと取引データを要求したという。

 HMRCからの情報要請文書を受け取った交換所には、コインベース、イートロ、CEX.IOが含まれる。コインベースも恐らく把握している通り、ジーキャッシュのようなプライバシー重視のコインでは、特に交換所外の取引に関する正確な取引データの入手が難しい場合がある。

 しかし、ジーキャッシュの運営会社であるエレクトリック・コイン・カンパニーは、ジーキャッシュは法令を順守していると主張し、同通貨は英国のKYC(顧客確認)とAML(マネーロンダリング対策)に関する規制を「完全に順守」していると10日にツイートした。同社はまた、CEX.IOを含む英国の他の交換所では英国民がまだジーキャッシュを購入できると指摘した。

 エレクトリック・コイン・カンパニーのズーコ・ウィルコックスCEO(最高経営責任者)は11日のツイートで、コインベースに上場廃止の理由を尋ねるよう提案した。同氏は改めて、「ジーキャッシュと英国のAML/KYC法(規制)との不整合が原因ではない」と強調した。

 「『政府がプライバシーを弾圧している』という話は、恐らくドラマや対立を感じさせるために非常に説得力があり、事実にかかわらず広まり続けている」と同氏は付け加えた。

 コインベースからのコメントはすぐには得られなかった。

 これまでの所、他の匿名通貨が上場廃止になったり、英国の規制状況の影響を受けたというニュースは出ていない。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on cryptonews.com.

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