デジタルガレージ、円建てステーブルコイン発行を視野にブロックストリームと提携

CoinDesk

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 東京証券取引所上場のインターネット企業デジタルガレージの子会社が、日本円建てステーブルコイン発行の試験を行うため、ビットコイン(BTC)のインフラ系新興企業ブロックストリームと提携した。

 BC(ブロックチェーン)と仮想通貨技術に特化したデジタルガレージの子会社であるクリプトガレージは21日、ブロックストリームの交換所間決済ネットワークであるリキッド上でのアプリケーション開発(ステーブルコイン発行を含む)を可能にする、セトルネットという新プラットフォームの立ち上げを発表した。

 この取り組みについてクリプトガレージは、日本政府が管理する規制サンドボックス制度の認可を受けた最初の実証実験の1つとして1年間実施される予定だ、としている。

 参加メンバー(具体的には現在日本で認可を取得している仮想通貨交換所)に、セトルネット・プラットフォームによるステーブルコインの発行や暗号資産とステーブルコイン間の決済サービス提供を試験してもらうことが、このプロジェクトの目的だ。ブロックストリームもこのプラットフォーム構築に関与している。

 クリプトガレージによると、この円建てステーブルコインはリキッド・ネットワークを通じ、ブロックストリームのビットコイン建てトークンであるリキッド・ビットコイン(L-BTC)と取引されるという。リキッドは18年10月に立ち上げられたビットコインのサイドチェーン・プロジェクト。今回の試験では取引量は制限される。

 クリプトガレージは、アトミック・スワップによりトークンの「同時」交換が実現すると語った。

 同社は続けて次のように述べた。

 「これにより、取引先リスクを無くしつつ高速で、安全で、秘匿性のある暗号資産の取引が可能となる。セトルネットはさらに、マネーロンダリングを含む不法取引の監視機能を規制当局に提供する」

 デジタルガレージは17年11月、日本でのBC開発を促進するためにブロックストリームと初めて提携した。ブロックストリームのアダム・バックCEO(最高経営責任者)は当時、「日本市場では、BC技術により実現可能となる新たなビジネスモデルに対する準備が整っている」と述べていた。

 日本のIT大手GMOインターネットも18年10月、GMOジャパニーズ・エン(GJY)という円建てステーブルコインの発行計画を明らかにしている。同社は当時、GJYは仮想通貨交換子会社のZドットコムを通じ、19年度にアジア市場に向けて発行される予定だと語っていた。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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