仮想通貨銀行設立目指すスイスSEBA、住宅ローン銀行と提携

編集部

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スイスで仮想通貨銀行の設立を目指す、セバクリプト(SEBA Crypto)が、レンツブルグ住宅ローン銀行(Hypothekarbank Lenzburg)と提携することが発表された

セバクリプトは2018年4月に設立され、仮想通貨銀行の設立を目指している企業だ。また同社は、スイスの金融当局であるFINMAから銀行業ライセンスの取得を条件に、1億スイスフラン(約110億円)を調達している。その後、当局に銀行免許の申請を出しているようだが、まだ許可が得られていない。

レンツブルグ住宅ローン銀行は、1868年にスイスで設立された地方銀行だ。主に住宅ローンをしており、現在は証券業務やコアバンキングプラットフォームの提供などもしている。独自開発したプラットフォームは、2017年にAPI機能が実装され、現在は他行や企業にも利用されている。

今回の提携では、同行のオープンバンキング・プラットフォーム「Finstar」が、セバ社のコアバンキングシステムとして使用されることになる。

オープンバンキングとは、顧客の多様なニーズに対応するために、銀行がAPIを公開することだ。フィンテック企業は銀行の情報を元に、自社のユーザーに金融商品やサービスを提供できるようになる。コアバンキングシステムとは、銀行の中核的なシステムのことで、実際に処理される業務はさまざまだ。

今回の提携では、同行のプラットフォームを、セバ社の分散型ソフトウェア仕様に最適化するという。既存の機能に加え、仮想通貨やブロックチェーン取引、取引情報の保管などが追加されるという。完成時期は2019年第2四半期の予定となっている。

仮想通貨に対応した銀行プラットフォームが、他行にも提供されるようになれば、多くの銀行がスムーズに仮想通貨を取り扱えるようになる。しかし、その分、より一層の安全性を求められるだろう。

(画像はhttps://seba.swiss/より引用)

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