Huobi Globalがイーサリアムベースのテザーの入出金に対応

編集部

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Huobi Globalが、イーサリアムベースのテザーUSDT-ERC20)の入出金サービスを開始したことを、27日に発表した。これにより利用者は、一般的なビットコインベースのUSDTと合わせ、2種類のUSDTの入出金が可能になった。USDT-ERC20は送金速度が通常のUSDTより約40倍早いため、短時間で高頻度の取引をする機関投資家が、よりUSDTを取引しやすくなるという。

Huobi Globalは、シンガポールに拠点を置く取引所だ。世界的な大手ブロックチェーン企業であるHuobi Groupが運営をしている。

USDTテザー社が発行する仮想通貨で、価格が米ドルに1対1で連動するステーブルコインだ。USDTは現在2つのブロックチェーン上で発行されており、それぞれが異なる仮想通貨だ。

  • ビットコインベース:USDT-Omni
  • イーサリアムベース:USDT-ERC20

USDT-Omniとは、一般的なUSDTのことを指す。2014年から、ブロックチェーンプラットフォームOmniを利用し、ビットコインのブロックチェーン上で発行されている。

USDT-ERC20は、2018年2月にテザー社とEthfinexが共同で開発した新たなUSDTだ。ERC20トークンとしてイーサリアム上に発行されているEthfinexは、取引所Bitfinex運営する取引所だ。イーサリアムを基軸通貨としたトレードや、ERC20トークンの販売などのサービスを提供している。

両者の主な違いとして、USDT-ERC20の方が約40倍速く送金できることが挙げられる。ビットコインの送金速度が、10分から60分であるのに対し、イーサリアムは15秒から60秒だ。また、USDT-ERC20は、イーサリアムのスマートコントラクトやDApps(分散型アプリケーション)に使用できるという。なお、価格が米ドルに1対1で連動する仕組みは同じだ。

Huobiは、USDT-Omniをイーサリアムに対応したウォレットや取引所に送金しないよう注意を呼び掛けている。また、その逆(USDT-ERC20をビットコインへ)も然りだ。対策として、送金アドレスを見分ける方法がある。USDT-Omniは「1」「3」「bc1」から文字列が始まり、USDT-ERC20は「0x」から始まる。

Huobi Globalの最高経営責任者(CEO)であるLivio Weng氏は、次のように述べた。

「今回の対応で、ユーザー体験を向上させ、より良いトレーディングサービスを提供する」

またテザー社の最高技術責任者であるPaolo Ardoino氏は次のように述べた。

「私たちは、USDTをブロックチェーンの重要なインフラだと思っている。今回の入出金対応により、さらに普及することを嬉しく思う」

USDTは、価値の担保についてたびたび信用問題が取り沙汰されていた。なおUSDT-OmniとUSDT-ERC20を開発したテザー社と、Bitfinex、Ethfinexは、経営陣が実質的に同じであることが指摘されている。

またテザー社は昨年1月に、ユーロに1対1で連動するステーブルコインEURTを発表しており、USDTと同様イーサリアム上でも発行している

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