IOTAがテストネットznetを発表、送受金料ゼロの分散システム実現に前進

編集部

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IOTA財団は5日、テストネットであるznetを正式にローンチすることを発表した

一般的に、テストネットとは、実際のトランザクションが記録されるメインネットに対し、新機能などの動作検証を行う開発環境を指す。

IOTAMIOTA)は2015年11月にICOが公開された仮想通貨で、記事執筆時現在、時価総額は14位だ。IOTAはブロックチェーンの代わりに、Tangleという分散台帳技術を採用している。Tangleでは、トランザクションを発行した際、すでに発行された別のトランザクションの承認作業を行う必要がある。自身のトランザクションは、より新しいトランザクションを発行した利用者(ノード)によって、承認される仕組みだ。したがって、Tangleではビットコインのように集中的に承認作業を行うマイナーは存在せず、計算処理も細かく分散されるため、送受金手数料ゼロとなっている。

IOTAが、そうした分散的なシステムを実現するためには、膨大な利用者を必要とする。そこでIOTA財団はこれまで、Coordinatorと呼ばれるトランザクション発行者を設定することで、他のトランザクションの承認作業やダブルスペンドの防止を行ってきた。しかし、Coordinatorを必要とする限り、Coordinatorを集中的に攻撃される可能性や、財団が取引の優先度を決めることができるといった問題に加え、中央集権的だという点などが指摘されていた。

今回発表されたテストネットznetは、そのCoordinatorを廃止するという目的で創設された。昨年からCoordinatorを削除するという方針は発表していたものの、今回の発表でより実現に近づいた形だ。

IOTA財団は、今回のテストネットについて以下のように述べている。

「今回の取組みは、Coordinatorのないメインネットが、将来的に直面する課題を理解するため、なくてはならない最初のステップだ」

(画像は「IOTA | Medium」ウェブサイトより)

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