ソーシャルメディアSteemit、DDoS攻撃受けるも運営は良い「機会」と前向き

編集部

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ブロックチェーンと仮想通貨を活用したソーシャルメディアであるSteemitが、14日に何者かによるDDoS攻撃を受け、サービスが一時的に利用できない状態であったことをブログで報告した

Steemitとは、2016年にリリースされたソーシャルメディア型のDApps(分散型アプリケーション)だ。ユーザーが投稿したテキストはブロックチェーン上に保存され、一定時間が経つと変更や改ざんができなくなる。また投稿者と記事を評価した読者には仮想通貨STEEMが支払われ、その通貨は取引所で他の通貨と交換できる。コンセンサスアルゴリズムには、リスク(LSK)やイオスEOS)と同じ、DPoSが採用されている。また日本では、ALISが同様の仕組みを持つソーシャルメディアとして有名だ。

DDoS攻撃(ディードス:Distributed Denial of Service attack)とは、悪意のある何者かが対象となるサービスに大量のデータを送りつけるなどの行為をして、サーバーに過剰な負荷をかけダウン(使用できなく)させるサイバー攻撃だ。現在も世界中で発生しており、Googleが提供するデジタルアタックマップでその多さが確認できる。
また過去には、海外の大手仮想通貨取引所であるBitfinexやBinanceなども被害を受けている。

今回の報告によれば、14日に何者かによるDDoS攻撃により、Steemitのウェブサイトがダウンし、25分間アクセスができない状態であったという。具体的な方法や攻撃者については触れられていない。翌日15日に対策を講じ、現状は問題がないこと、またブロックチェーンそのものや、他のアプリケーションに影響がないことを報告した

ブロックチェーンはサーバーをP2Pで分散し共通管理しているため、DDoS攻撃による影響は受けにくいとされている。今回のDDoS攻撃に関して、Steemitは以下のように述べている。

皮肉だが、今回の出来事で、ブロックチェーン上にアプリケーション(DApps)を構築することのメリットが強調される結果となった。つまり、Steemitブロックチェーン上で、1つのサイト(一時アクセスができなくなったsteemit.com)が利用できなったことは、(他のサービスは利用可能なため)ユーザーが他のサービスを利用しようとする機会にすぎなかった

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