仮想通貨を送金するには

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みなさんは仮想通貨の送金を行ったことがあるでしょうか?

仮想通貨の送金と聞くと、「そもそもなぜ送金が必要なのかわからない」、「難しそう」というイメージを持たれている方が多くいらっしゃると思います。しかし、現在ではさまざまな用途で仮想通貨の送金が行われていますし、操作方法も比較的かんたんです。

たとえば、取引所で購入した仮想通貨を、安全なハードウォレットに移動するにも、この送金処理が必要です。また、一部の発展途上国などでは、法定通貨による送金の代替手段として使われ始めています。

仮想通貨の送金とは

仮想通貨は、仮想通貨のお財布であるウォレットに入っています。仮想通貨はデータですので、実際にはそのデータがウォレットで管理されています。

仮想通貨の送金とは、あるウォレットから、別のウォレットへ、そのデータを移動することを言います。AさんがBさんのウォレットへ移動することも送金ですし、Aさんが自分の別のウォレットに移動することも送金です。

つまり、Aさんがビットコインでの支払いが可能なお店で支払いをした場合も、それはつまりAさんのウォレットから、お店のウォレットへビットコインが送金されたことになります。

このように、仮想通貨の送金は、特別なことではなく、ごく身近に存在するものです。

どんなときに送金するのか

仮想通貨は、法定通貨の送金と同じように送ることができます。

銀行を使った送金は、原則10~30分かかり、決められた時間以降は翌日扱いになるほか、手数料も多くかかります。仮想通貨では、種類にもよりますが、送金処理も速く、手数料も少額で済ませることが可能です。

どういったときに送金を行うのか、さまざまなケースを見ていきましょう。

友達や家族など、他人へ送りたいとき

銀行口座で送受金する場合と同じく、ウォレットさえ持っていれば、仮想通貨も送受金することができます。将来的に仮想通貨が普及した場合には、みなさんが割り勘で仮想通貨を送金することもあるかもしれません。

自分の他のウォレットへ送金したいとき

また、自分の持っている他のウォレットに送金するケースもあり得ます。

たとえば、取引所で入手した仮想通貨を長期的に保有する場合、より安全なウォレットに移動することがあると思います。また、別々の取引所で入手した仮想通貨をひとつのウォレットにまとめたり、出金するために別のウォレットに送ったり……。

このように、ウォレットにはたくさんの特徴、種類があるので、それに合わせて送金することで、適切に管理することができます。

ウォレットの基本的な役割や、保管方法について理解を深めたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

お店で仮想通貨決済を行うとき

お店での仮想通貨による決済も送金に含まれます。自分のウォレットに入っている仮想通貨を、お店のウォレット宛てに送金することで、決済が完了する仕組みです。

今後、仮想通貨決済を導入する企業、加盟店が増えれば、こうした機会も増えてくることでしょう。

送金にかかる時間と手数料

仮想通貨の送金には、一定の時間と手数料がかかります。ただし、仮想通貨の種類や、使っている取引所、ウォレットによって変わってきます。

送金時間

仮想通貨の送金時間は、仮想通貨の種類によって変わります。送金するという取引データを記録するためには、そのデータを検証、承認する作業が必要です。この検証、承認の仕組みは仮想通貨ごとに異なっているため、かかる時間も変わってくる、というわけです。

なお、ビットコインは理論上10分、イーサリアムリップルは1分未満だと言われています。実際には、送金を行う人が集中すると処理が間に合わず、より多くの時間がかかるケースもあるようです。

送金手数料

また、送金手数料もかかります。一般的に仮想通貨では、検証、承認作業を行ってくれる人(マイナー)に対し、報酬として手数料を払います。この他、取引所から仮想通貨を送る場合には、取引所への手数料がかかることもあります。

マイナーへ支払う手数料

仮想通貨では、送金を行うときに、送金する金額と一緒に、手数料金額を自由に申告する仕組みになっています。マイナーは、その提示された手数料を見て、「この取引情報の承認作業を行おう」と選ぶことができます。

たとえば、みなさんがマイナーだった場合、どのような取引情報から先に承認を行うでしょうか?当然、手数料金額が高く設定されているものから順に承認していくと思います。逆に、金額が低いものは、いつまでも承認することがないと思います。

このように、マイナーへの手数料は、需要が高いときには高く、低いときには低い、といったように、経済原理によって変わる仕組みになっています。

取引所へ支払う手数料

取引所から送金する場合、取引所に手数料を支払う必要があります。この手数料は、取引所によって決められていて、バラバラです。

前述したように、マイナーへの手数料は、自分で設定することが可能です。しかし取引所の口座から送金する際には、正確には自分が直接送金するのではなく、取引所を介して送金します。

そのため、取引所の送金手数料には、決まりがあることがほとんどです。定額であったり、送金額に対する比率であったり、取引所によっては、手数料が無料のものもあります。

送金をするときに必要なもの

送金を行うときには、必ず以下のものが必要になります。

公開鍵

送金をするには、当然ですが宛先が必要です。この宛先のことを公開鍵と呼びます。銀行口座に例えると、口座番号の役割を担っていて、実態は英数字がランダムに並んだ文字列です。

この公開鍵だけを知っていても、そのウォレットの残高を知ることができるだけで、送金をすることはできません。つまり、他人に公開してもよい鍵のことを指します。

自分の別の取引所口座や、それ以外のウォレットに送金したい場合は、事前にアドレスを確認しておきましょう。

秘密鍵

秘密鍵とは、パスワード、または暗証番号のようなものです。実態は、公開鍵と同じ文字列です。

基本的に、この鍵がなければ送金処理を行うことができません。反対に、ウォレットとこの鍵がわかっていれば、他人のものであっても、送金を行うことができてしまいます。

つまり、誰にも教えてはいけない、秘密の鍵なのです。

手数料分の仮想通貨

前述したように、送金するときには、手数料が必要です。ほとんどの場合で、この手数料は、送金したい仮想通貨で支払います。

そのため、送金したい額の仮想通貨+手数料分の仮想通貨を用意する必要があります。

送金の基本的な流れ

それでは、ここまでの説明のまとめてとして、送金するときの基本的な流れを確認しましょう。なお、送金先のアドレスを間違えてしまうと、ほとんどの場合で資金が戻ってこないので、注意が必要です。

  1. 送金元の口座にログインします
  2. 送金を行うための画面へ移動します
  3. 送金先のアドレスと、送金額を入力します
  4. 二段階認証などを行い、送金を実行します

まとめ

仮想通貨の送金は、ウォレット間の残高の移動を意味するため、日常の決済を含めあらゆる場面で行われています。実際に送金をしてみることで、仮想通貨への理解が深まるという側面もあります。機会がある際には、ぜひお試しください。

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