フェイスブックコイン、ビットコインへの足掛かりになる可能性

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 仮想通貨市場では、フェイスブックコインがビットコイン(BTC)マーケットに害を及ぼすことが懸念されているという。しかしブロックチェーン(BC)ベンチャーキャピタルのパートナーであるスペンサー・ボガート氏によると、ソーシャルメディアの巨人が仮想通貨市場に参入することは、これまでビットコインに起きた中で最良のものとなる可能性があるという。

 同氏は、フェイスブックがビットコインの世界的普及促進の重要なきっかけとなったと、ブルームバーグに語っている。ソーシャルメディアプラットフォームは世界中で数十億のユーザーを誇っており、仮想通貨市場に参入しているユーザーがわずかであっても、その割合を2倍か3倍に増やすことができるという。

 ボガート氏は、「我々は公開されたレポートから、フェイスブックが何に取り組んでいるかを知っている。そのほとんどが非公開になっているが、我々は、彼らには『大規模』で本格的なチームがあり、何らかのパブリックBCエフォート、すなわち何らかの支払いシステムに取り組んでいるということはわかっている」としている。

 「同時にビットコインは、10年前から増え、ユーザー数が3000万から1億となった。フェイスブックには数10億というユーザーがいる」。

 ボガート氏の声明は、フェイスブックが仮想通貨プロジェクトのため、10億ドルのベンチャー資金調達に尽力したことを受けてのものだ。その資金は、ニューヨークタイムズのジャーナリストであるナサニエル・ポッパー氏が報じたように、1対1でペッグされフェイスブックコインで返金される。それはこの新しいベンチャーが、新たな輝かしいステーブルコインプロジェクトとなり、大規模に採用されるというより良い可能性もあるとのことだ。

 キックの創設者であるテッド・リビングストン氏は、フェイスブックが仮想通貨の採用を支持している可能性の方が高いと述べた。世界最大のソーシャルメディアプラットフォームのステーブルコインプロジェクトは、米ドルにとっては、ビットコインよりもさらに脅威だとする。

 「昔は、世界の準備通貨は金であり、ドルの価値は金の価値で決まっていた」とリビングストン氏は述べている。「しかし、米国はドルを金から切り離すこととし、ドルが世界の準備通貨として、金にとって代わる道を切り開いた。フェイスブックが同じ道を辿ることを、止めるものがあるだろうか」。

 ボガート氏のインタビュアーであるジョー・ワイセンシャル氏が指摘したように、面倒な規制チェックを避けたいと考えるフェイスブックコインユーザーにとって、ビットコインは「ゲートウェイドラッグ」(入門薬、足掛かり)に相当するものだった。ボガート氏は、特に仮想通貨市場への参入を恐れていたユーザーが、フェイスブックへの信頼から、新たに参入するであろうとした。

 「彼らがいったんフェイスブックコインを所有すると制御不能となり、インターネット上に留まり、ビットコインやイーサリアム(ETH)も所有し始めるだろう。しかし最も重要なことは、米国のあらゆる主要なフィンテックや金融機関を慌てさせることだ」とボガート氏は述べている。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CCN.com.

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