Facebookがスイスにブロックチェーン関連会社を設立、今後の課題は

編集部

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Facebook(フェイスブック)社が、仮想通貨とブロックチェーンの関連会社をスイスのジュネーブに設立したと18日にCCNが報道した

フェイスブック社は、仮想通貨事業へ参入することは昨年から噂されており、今月の2日にプロジェクト名が「Libra(リブラ)」であることも判明している。その他にも、ステーブルコインを発行するために100億ドルの出資を募っていることや、関連する人事、その他CEOマーク・ザッカーバーグ氏の発言などから、全貌が明らかになりつつある。

今回の報道は、スイス当局に提出された商業登録書類が元となっている。書面によると、社名は「Libra Networks」で、事業内容にはユーロ圏での投資活動や金融サービスとインフラの開発が含まれている。

スイス政府は、フィンテックや仮想通貨の受入れに積極的で、スタートアップ企業にとってはシンガポールの次に優れた環境であるとの調査結果も昨年発表されている。また、昨年から独自の仮想通貨関連法の整備を進めており、特に開発支援や税制面で大きな恩恵を受けられることから、俗にクリプトバレーと呼ばれている。このことからフェイスブックがスイスを選んだのは自然な流れと言える。

なお、リブラの取組みについては、まだ発表されていないものの、いくつかの取組みが推測されている。

  • 個人情報管理
  • データ容量の削減
  • ステーブルコインを使った広告サービス運用
  • Instagram(インスタグラム)やフェイスブック、WhatsApp(ワッツアップ)間の送金

特に個人情報管理やデータ容量については、ザッカーバーグ氏が興味があるとインタビューで発言している。フェイスブックは4月に5億件以上の個人情報を流出させていることもあり、優先度が高い事項と推測できる。

また、ステーブルコインの発行に関しては、今回の商業登録書類に「投資活動」の記載があり、10億ドルの資金調達と関連付けられるため、実現する可能性は十分に考えられる。仮に実現した場合には、仮想通貨が大衆にとってより身近なものになるだろう。

ザッカーバーグ氏は、ブロックチェーンの導入課題について以下のように述べている。

「分散性を重視した台帳システムは個人に権限を与えられる。しかし、これが逆に課題となってしまうこともある」

フェイスブックに関しては、仮想通貨やブロックチェーン関連事業が進展していることを示すニュースが増える一方、政府から情報共有の要求を受けるといった、障壁となるようなニュースも出始めている。今後は政府や規制との調整が重要になるだろう。

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