アナリスト:BTCの高騰は罠、賢明な投資家は反落を待つ

CCN

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 オンチェーン・アナリストでアダプティブ・ファンドの共同経営者であるウィリー・ウー氏によると、19年に136%値上がりしたビットコインBTC)の放物線状の高騰は罠だという。

 この高騰は、ヘッジファンド主導の単なる踏み上げである。本来の買い方は買い直す前に健全な戻しを待っている。

 「これはクオンツ・ファンド主導の踏み上げで、本当の投資家による取引高が欠けている。私はこの交換所主導の高騰の終了と適切な戻しを待っており、その後で初めて実際の投資家が流入し本当の強気相場が始まると考えている」。

●踏み上げ主導のビットコイン上昇

 投資家の大半がビットコインの下落に投資し空売りを行っている時に踏み上げが発生する。全ての売り方を食い物にしようと大口投資家が大量に買いを入れ始め、相場を吊り上げ、売り方はポジションを閉じざるを得なくなる。

 売りの大半が整理されると、踏み上げは完了となる。これ以上は買い続けても利益が上がらない。ウィリー・ウー氏によると現在がその状態だという。

 「1BTC=8000-9000ドルで市場は売りから買い優勢に変わった。これにより、踏み上げの収益性に限界が訪れた」

●自然な反落が差し迫っている

 ビットコインの上昇は既に勢いを失い、ほんの数日で19%下落した。これは踏み上げの収益性がなくなった兆候だ。大口投資家は売りを入れている。価格は自然と本来の水準に戻るだろう。

 ビットコインの取引に対するネットワーク価値を測るNVT指標が、別の警鐘を鳴らしている。NVTは買われ過ぎの水準の予想によく利用されている。ウー氏が説明しているように、現在この乖離が、過去に大規模な急落の頂点でしか確認されなかった水準になっている。

 「ビットコインの市場価格は現在、投資家の流入を上回ってる。これは13年と17年の強気相場の過熱段階以来みられなかった水準だ。強気相場の早い段階でこうした乖離が確認されたことはこれまでにない」

ビットコインは3000ドルに戻る?

 ウー氏は、ビットコインがどこまで戻すかについては詳しく語っていない。最も弱気な予測としては、同じNVT指標を使って分析を行っているトレーディングビューのある投資家は3000ドルへの下落を予想している。

 投資家の間で広く受け入れられているのは30%までの戻しで、この場合ビットコインは6400ドルへ下落することになる。CCNが報じた通り、投資家のジョシュ・レイジャ―氏は30%の反落には多くの前例が存在すると述べている。

 「ビットコインは30%反落するのか? 最終的にはそうだ。歴史が繰り返すならば、史上最高値となる次のピークに向かう途中で何度も大きな反落が起こるはずだ。前回の上昇サイクルでは30%以上の反落が少なくとも9回発生している。今後は何度も買いのチャンスがあるが、振り落とされないようにしよう」

●95%の確率でビットコインは底打ち

 ウィリー・ウー氏の分析は非常に弱気なわけではないと指摘しておこう。これは単に驚異的な値上がりに対する慎重なアプローチなのだ。同氏は以前、アクティブなビットコイン投資家の投票に基づき、95%の確率でビットコインは底打ちしたと算出した。

 「データを分析し、ちょっとした洞察を得た。底抜けの可能性は1/20‐1/40だと思われる。従って底打ちの可能性は95‐97.5%だ」

 言い換えれば、パニックになるな。慎重になれ。現実的になれ。今後も多数の反落とより良い買いのチャンスが訪れるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CCN.com.

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