ビットコイン半減期の14ヶ月前が買い時か、半減期後の約1年間は価格上昇率に相関性

編集部

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米仮想通貨投資機関のGrayscale(グレースケール)が発表したビットコインの半減期に関するレポートから、半減期後の1年から1年半は1BTCの価格が上昇しやすいが、それ以降は下落する傾向があることが明らかとなった。
グレースケールは、仮想通貨を専門に扱う投資機関で、米国で唯一のビットコイン投資信託であるGBTCを提供する事業者でもある。GBTCの運用額は、ビットコイン市場の1%を占めているとも言われる。

半減期とは、ビットコインなど特定の仮想通貨の持つ仕組みのひとつで、マイニング報酬が半分になるタイミングを指す。ビットコインでは、およそ4年に一度の周期で半減期を迎えると言われている。マイニングを行うとビットコインが新規に発行されるが、定期的に半減期を設けることで、将来的な過剰供給やそれに伴う1BTCあたりの価格下落を抑止している。

次回の半減期は、2020年の5月24日と予測されているが、グレースケールは半減期に関連する以下の項目について、分析したレポートを発行している。

  1. 価格
  2. 価格上昇率
  3. 関連活動率
  4. グレースケールの資産預り率


特筆すべきは、過去2回実施された半減期では、実施後それぞれ約1年から1年半は価格上昇率が上昇したが、その後は低下している点だ。

価格と照らし合わせると、2012年11月の1回目の半減期では、実施後に1BTCの価格が12ドルから1,100ドル付近まで13ヶ月かけて上昇したが、その後転落し2015年には220ドルとなった。2016年7月の2回目の半減期では、実施後に580ドルから2,900ドルまで1年かけて上昇し、その4ヶ月後に過去最高の2万ドルに到達したが、その後転落し2019年1月には3,400ドルとなった。

また、4つ目の項目で、2回目の半減期の14ヶ月前に、同社の資産預り率が底を打っているとレポートで述べられている。つまり、半減期の14か月前が買い時だったと考えられる、ということだ。

実際に価格の推移を見てみると、2014年から2016年にかけて、1BTC=300ドル付近で停滞していた。しかし、14か月前は、その停滞からちょうど上抜けた時期で、その後も2017年末にかけて2万ドルを超えるほどに上昇した。

ここで次回の半減期を考えると、14ヶ月前は今年2019年の3月であった。これは、2018年の急落から徐々に下落し続け約3,000ドルで底値となった時期だ。その後の価格は前回の半減期の時と同様に、5月末にかけて9,000ドル近くまで上昇した。

その他、関連活動率は半減期後の1年から1年半は下がるものの、その後上昇すること等が記載されていた。また、価格下落の要因については、関連活動などのファンダメンタルズではく、投資家の周期的なリスク回避によって引き起こされているという。

これらの分析のまとめとして、グレースケールは以下のように締めくくった。

「価格の下落は『再価格設定』であり、新たな投資機会としてその後に大きなリターンをもたらす」

(画像はhttps://grayscale.co/より引用)

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