米大手仮想通貨メディアCCNが閉鎖、Google仕様変更で訪問者激減

編集部

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米大手仮想通貨ニュースメディアのCCNが、急遽サイトを閉鎖することになった旨を10日発表した。3日に実施された、Google検索コアアルゴリズムのアップデートにより、PV(ページ閲覧)数が激減したためだという。

CCNは、2013年にサービスを開始した老舗で大手の仮想通貨メディアだ。SimilarWebによると、現在の月間PV数は推定1,000万程あり、4月にシンガポールで開催されたカンファレンス「Blockchain Life Asia 2019」ではThe Best Cryptomedia賞を受章している。

Googleの検索コアアルゴリズムとは、ユーザーの検索に対して表示される検索結果のランキングを決定するシステムだ。アップデートは年に数回行なわれ、近年は「YMYL」と呼ばれるお金や健康、安全に関するサイトの評価がより厳しくなった。また、HYVと呼ばれる専門性、権威性、信頼性がより重視される傾向もある。

3日のGoogleアップデートにより、CCNのPVは71%、広告収入は90%減少したという。同サイトは足元でフルタイムなどの人員を増員しており、60人規模で運営されていた。しかし、資金調達はしておらず、また親会社などの出資元もないため資金繰りが困難になり、この度閉鎖を決断したとのことだ。

Googleのコアアルゴリズムアップデートは毎回突然行なわれ、それによりサイトのPVが大幅に変動することもある。また変更内容は知らされないため、サイト運営者は事前対策ができない。アップデートによりPVが増加し収益が上がるサイトもあるが、CCNのように撤退を余儀なくされてしまうケースもあるため、サイト運営者の悩みの種となっている。

CCNは今回のアルゴリズム変更に関して、Googleに苦言を呈している。今回の閉鎖発表の中で、透明性や権威性を保っていたことや、記事と見せかけた広告の掲載を拒否し読者のために健全な運営していたことを、Googleに対して主張した。

なお、今後は運営チーム全体をHVY.comに移行し、新たな報道メディアを築いていくとのことだ。

また読者に対しては、以下のサポートを呼びかけた。

  • 閉鎖発表とメッセージの拡散
  • GoogleレモクラシーのTシャツを購入
  • 仮想通貨の報道メディアであるHVY.comの利用
  • 署名活動への参加
  • 有料分析メディアのHacked.comの購読

CCNは、今回の発表を以下のように締めくくった。

「報道機関を救い、言論の自由を救い、権力と戦おう」

(画像は「CCN」より)

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