Amazonでイーサリアム決済を可能に、Dappsゲーム内通貨も対応予定

編集部

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仮想通貨のペイメント企業であるCLIC Technologyが、ブロックチェーン企業のOpportyと提携し、大手ECサイトのAmazonでイーサリアム決済ができるブラウザ拡張機能を開発することを、13日に発表した。このブラウザ拡張機能には、イーサリアムの新技術であるPlasma Cashが使用される。

CLICは、仮想通貨決済システムを開発するスタートアップだ、すでにECと店舗で、ビットコインイーサリアムリップルなど14種類の仮想通貨に対応したPOS(販売管理)システムをリリースしている。

Opportyは、企業用のブロックチェーンプラットフォームを開発する企業だ。またイーサリアムのPlasma Cashの研究開発も行なっている。

Plasma Cashは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために、イーサリアムの創設者であるVitalik Buterin氏が昨年発表した新技術だ。

Plasmaは、メインチェーンに接続するサイドチェーンを設け、送金に必要な処理を軽減させる技術だ。送金作業やデータの書き込みなど高負荷な作業を複数のサイドチェーンが処理することで、送金速度を向上させることが目的だ。

しかし、今後イーサリアムが普及し送金数が増えると、サイドチェーン側での処理が追いつかなくなることや、ユーザーが全てのサイドチェーンをダウンロードする必要があるなどの課題があった。そこで新たに提案されたPlasma Cashは、サイドチェーンで処理されるイーサリアムやトークンにIDを付与することで、データの管理がより容易になり上記の課題を解決できると期待されている。

今回CLICは、Plasma Cashを研究するOpportyと提携することで、世界で初めてPlasma CashによるEC決済を実現しようとしている。またイーサリアム以外にも、イーサリアムのブロックチェーンで発行されたERC20トークンやERC721トークンも使用できるようにするようだ。

ERC721トークンは、同じトークン内で、それぞれのトークンに異なる価格を持たせることができ、主にDappsゲームで利用されている。CLICがERC721トークンでのEC決済を実現できれば、ゲーム内通貨やトークンで決済できるようになるため需要が高そうだ。

CLICのCEOであるRoman Bond氏は以下のように述べた。

「EC市場への仮想通貨決済の導入は、2つの次世代産業の融合だ」

世界のEC市場は2018年から2025年までの間に、さらに11.1%成長すると予想されている

先月には競合に当たるMOONが、ビットコインのLightning Networkを使用したAmazonでの決済サービスをリリースしている。MOONは一足先に拡張機能によるサービス提供を開始しており、今回CLICが真っ向から対抗する形となった。

(画像はhttps://www.clictechnology.com/より引用)

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