ビットコイン急落の中、3アルトコインがヘッジ通貨として浮上

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 上昇時よりも下落時のほうが、相場について10倍多くのことを学べる。ビットコインBTC)の10日の10%急落で、我々は重要な知見を得た。仮想通貨が暴落する中、どのアルトコインが堅調さを保つかを知ることができた。

 10日の暴落時に、対ビットコインで好調だったアルトコインはごく少数で、バイナンスコインBNB)、チェーンリンク(LINK)、レオ(LEO)だった。これは、極めて相関性の高い市場で一部のアルトコインがビットコインと連動しなくなった最初の兆候だ。

ビットコインが下落する中、3つのアルトコインが堅調さを保つ

 ビットコイン下落時に注目すべき重要な点は、トレーダーがどこに資金を置こうとするかだ。つまり、我々はビットコインと比べ好調な資産を探す。トレーダーのジョシュ・ラジャー氏は自身のテレグラム・グループである表を共有した。

 この表は、対ビットコインバイナンスコインが6.95%、ビットフィネックスのレオが8.46%、チェーンリンクが8%上昇したことを示している。

 ラジャー氏はツイッターで次のように説明した。

 「他の多くの仮想通貨が下落する荒れ相場で好調なアルトコインは、私が投資の可能性を検討するコインだ」。

●仮想通貨ポートフォリオのリスクをヘッジできるか?

 伝統的な株式のポートフォリオでは、様々な分野や資産に分散することでリスクをヘッジする。例えば、ハイテク株は石油株と異なる動きをする。

 仮想通貨ではそうはならない。市場全体の相関が高い。イーサリアムETH)がビットコインと全く異なる目的を果たしていても、この2つの通貨は通常同じように動く。

 仮想通貨ポートフォリオの分散によってリスクは減少しない。アルトコインを購入するのはそのプロジェクトを好んでいるからで、ポートフォリオのマイナス面を緩和するからではない。

 しかしバイナンスコイン、チェーンリンク、レオが示しているように、これは変化し始めているのかもしれない。

●本当の実用性を持ったアルトコインを探す

 バイナンスコイン、チェーンリンク、レオに共通していることは、強力な実用性と用途だ。バイナンスコインとレオは交換所のネイティブトークンで、トレーダーがショートしている際も需要が保たれる可能性が高い。

 一方チェーンリンクは、グーグルとオラクルとの重要な提携によって仮想通貨分野を超えて発展している。チェーンリンクの値動きは、もはや仮想通貨エコシステムのみには依存していない。

 以前記した通り、16-17年のアルトコインの季節は繰り返されないだろう。その代わり、選び抜かれた質の高いアルトコインが指数関数的に上昇し、それらの有望なアルトコインはビットコインと連動しなくなるだろう。

 より的が絞られ、多様性があり、質の高いアルトコインの季節が到来するが、その途中で大きな破綻も生じるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CCN.com.

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