プンディX社がPOS大手と提携、小売店に仮想通貨広める

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 シンガポールに本社を置くBC(ブロックチェーン)企業のプンディX社が、POS(販売時点情報管理)デバイスの大手提供会社である米国のベリフォンが販売する従来型のPOS端末に自社技術を統合することで、仮想通貨の普及に向けた新たな一歩を踏み出したと発表した。

 プンディX社によると、ベリフォンが製造する最新のアンドロイドPOS端末であるX990にプンディX社のXPOS(仮想通貨に対応したPOSデバイス)モジュールが搭載されたという。このデバイスは現在、従来型の取引に加えて仮想通貨決済を処理可能で、これによって「より広範な店舗網での仮想通貨決済の受け入れ」が可能になる、と同社は述べた。

 XPOSによって、プンディXベリフォンX990を導入したあらゆる小売店で、ベリフォンX990はビットコインBTC)、イーサリアムETH)、バイナンスコインBNB)、クーコインシェアーズ(KCS)、カイバーネットワーク(KNC)、ネムXEM)、プンディX(NPXS)といった複数の仮想通貨による支払いを受け付けることが可能となる。

 同社はプレスリリースで、「XPOSの統合は、プンディX社の決済エコシステムと世界有数の規模の決済ネットワークを結びつけるために不可欠なステップだ」と述べた。XPOSモジュールの導入によって「従来型の端末にその全ての機能が導入されるので」、ベリフォンX990がXPOSと同様に機能するようになるという点が、この統合のポイントだ。つまり、プンディXPASSカードやXウォレットアプリを持っている顧客は、XPOS提携店舗と同様の方法で、X990を利用している小売店で取引を行える。さらに、XPOSは取引中に自動的に法定通貨と仮想通貨の為替レートを提供するという。

 この発表によると、X990や今後のアンドロイドPOS端末にXPOSを導入するには、現地のベリフォンかプンディX代理店に導入について問い合わせる必要があるという。

 ベリフォンはクレジットカード端末の歴史的先駆者の1社だと考えられている。81年創業の同社は18年にフランシスコ・パートナーズに34億ドルで買収された。ベリフォンは、統合型POSシステムから卓上機器やピンパッド機器まで、3000万台以上の製品を150以上の国々に出荷してきたという。

 ベリフォンでアジア太平洋地域担当社長を務めるイアノス・パパドプロス氏は、「X990へのBC技術の導入は、仮想通貨を持つ新世代の顧客と提携店舗との取引に革命を起こすだろう」と述べた。

 一方、プンディX社は18年10月に、f(x)という独自OS(オペレーティングシステム)を備えた初めての完全版BCスマートフォンであるXフォンを公開し、史上初めてBCを用いた通話を行った。しかし同社は19年4月末、軟調な市場と長い認可手続きによって拡大目標が達成されず、計画していた数のXPOSを出荷できず、Xフォンの発売を延期するが、長期目標に変化はないと発表した。UTC(協定世界時)で15日午前11時13分時点では、NPXSは1NPXS=約0.000622ドルで取引されており、直近24時間で約8%、直近1週間で23%、直近1カ月間で29%下落している。

(イメージ写真提供:123RF)

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