IBMがブロックチェーンの食品追跡システムを正式発表、仏食品小売り大手カルフールが導入

編集部

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IBM社はブロックチェーン技術を用いた食品追跡システムを正式にローンチする。同社が8日発表した

このシステムは「フード・トラスト」という名称で、2016年に初めて発表された。昨年から始まった試験期間では、ネスレSA社、ドールフード社、ドリスコル社、ゴールデンステートフーズ社、クローガー社などと提携してきた。システムを利用する企業は、1か月あたり100ドルからこのシステムを利用することができる。

米小売り大手のウォルマートも先月、ブロックチェーン技術を用いた追跡システムを発表したばかりだ。同社も今回正式発表されたフード・トラストを使用している。同社の導入の背景にはロメインレタスの食中毒事件があり、トレーサビリティに対する消費者の需要は確実に高まっている。

今回の正式発表で、フランスの食品スーパーマーケット大手カルフールがフード・トラストを導入することも発表された。同社は33カ国に12,000店舗以上を持つ世界有数の小売業者だ。2022年にはカルフールの全店舗で同システムを導入する予定としている。

カルフール社は3月にも、自社でブロックチェーンを取り入れたシステムを開発している。各商品のラベルに表示されたQRコードを消費者がスマートフォンでスキャンし、詳細な情報を参照することができる。今回と同じくトレーサビリティを確保する目的だ。

プロデュース・マーケティング協会のエド・トレーシー氏は、ブロックチェーンを導入することで食品の輸入経路を迅速に調査し、貯蔵期間を最大化できるため「食品の腐敗による損失を最小限に減らすことができる」と述べている。

(画像は「IBM News Room」ウェブサイトより)

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