ビットコイン、仮想通貨市場軟調で13カ月ぶり安値

CoinDesk

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 19日、仮想通貨市場全体が下落する中、ビットコインBTC)は17年10月以来の安値をつけた。

 ビットコインは19日、17年10月18日以来の安値となる1BTC=5165ドルへ下落した。11月第3週には6000ドルの重要なサポートが破られていた。

 コインデスクのBPI(ビットコイン価格インデックス)によると、当記事執筆時点でビットコインは5283ドルで取引されており、直近24時間では5%減、前週比では16%減となっている。17年11月19日には7600ドル超えで取引されていたため、前年比でみると32%の下落となる。

 イーサリアムETH)、カルダノADA)、トロンTRX)は直近24時間で2ケタ急落。特にイーサリアムは19日に155ドルへ下落し、コインマーケットキャップのデータによると17年7月16日以来の低水準となっている。一方、時価総額第2位のリップルXRP)は6.5%下落。時価総額上位100通貨のうち上昇は9通貨のみで、うち3通貨は法定通貨に連動したステーブルコインだ。

 主要仮想通貨の急落により、仮想通貨市場の合計時価総額は直近5日間で300億ドル以上減少、13カ月ぶりの低水準となる1720億ドルへ下落した。

 テクニカルチャート上ではビットコインが増々弱くなっており、短期的にはリスク回避がさらに高まる可能性がある。

●週足チャート

 11月第3週のビットコインの(UTC)終値は5560ドルで、9カ月間続いた下降チャネルの下抜けが確認された。これは下落継続のパターンだ。

 この終値は、6月以来サポートとして機能してした100週間EMA(指数平滑移動平均)も下回っており、さらに50週間EMAも100週間EMAも強気バイアスが衰えている。

 14週RSI(相対力指数)は37.00で、さらなる下落の可能性を示唆している。

 従って、ビットコインは近いうちに5000ドルの心理的サポートを割る恐れがある。この下には4100ドル付近に大きなサポート(15年1月と17年4月の安値を結ぶトレンドライン)がある。

●日足チャート

 日足チャート上では、RSIが15で売られ過ぎを示している。このため短期的には、続けて5000ドルの心理的サポートを割る可能性は低い。

●4時間足チャート

 4時間足チャートでは、価格が安値切り下げとなる一方でRSIは安値切り上げとなっており、強気のダイバージェンスが形成されつつある。RSIの安値切り上げが続き、4時間足がプラスで終値をつければこのダイバージェンスが完成し、反騰する可能性が出てくる。

●見解

 弱気な週足終値により、5000ドルを下回る可能性がある。しかし、日足チャートは売られ過ぎの状態なので、短期的にはこの心理的サポートを守り抜くかもしれない。

 5800ドルへの小規模な反騰が近いかもしれないが、それにより売り方が再度勢いづき、現在4100ドルに位置する長期上昇トレンドラインのサポートに向け下落が継続する可能性がある。

 サポートからレジスタンスに転じた6000ドルを上回れば、この弱気の地合いは無効となる。

(イメージ写真提供:123RF)

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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