DAppsレポート2019年Q1が公開、トロンの取引額が過去最高を記録

編集部

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2019年第一四半期に、DApps(分散型アプリケーション)による取引額が約32億ドルであることが、dapp.comが発行する市場レポートにより判明した。昨年の年間取引量が約67億ドルであることから、今年はDApps市場が昨年比の2倍で推移している。

dapp.comとは、同社に寄せられたイーサリアムイオス、スティーム、トロンのDApps情報から、分析や格付けを行なっているメディアだ。1月には2018年のレポートを発行し、DApps利用の大半がギャンブルであることが判明し話題となった。

DAppsとは、ブロックチェーン上に構築された分散型アプリケーションのことだ。DAppsの種類は、ゲームやSNS、取引所(DEX)やギャンブルなどがある。また日本でも、マイクリプトヒーローズくりぷ豚などの多くのDAppsゲームが注目を集めている。

今回のレポートで特筆すべき点は、イーサリアムの新規DApps数の増加とイオストロンのアクティブユーザー数の増加だ。

四半期に追加された504のDAppsのうち、イーサリアムが半数以上を占めた。イーサリアムは単体として人気のある他、イーサリアムイオスイーサリアムトロン、といったマルチチェーン(別規格のブロックチェーン同士を連携する取組み)での開発が行われる傾向もあるという。一方アクティブユーザー数は、トロンが30万人、イオスが26万人、イーサリアムが18万人であり、順位は昨年度と真逆だ。

その他、仮想通貨ごとにカテゴリーのアクティブユーザー数を表したグラフでは、それぞれの特徴が顕著に出ていた。

ピンク色のゲームでは、相変わらずイーサリアムが優勢であるが、イオストロンも微増していることがわかる。また、オレンジ色のDEX(分散型取引所)では、トロンが3月末より増加していることがわかる。一方で群青色のギャンブルは、やはりトロンイオスが多くを占めており、人気の高さがうかがえる。スティームに関しては、大半が紫色のSNSが占めており、それぞれの特徴が顕著に出る形となった。

今回のレポートは、スティームを除き全体的に成長傾向にある内容であった。その中でも同社はトロンの成長率について以下のようにコメントした。

トロンの総取引量がとても印象的だった。3月15日には9,100万ドル以上取引され、DAppsの1日における取引量としては過去最高額だ。

(画像はdapps.comより引用)

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